前記事に引き続いて超音波検査士を受験するにあたり、必要症例数をまとめています。
前回の記事はこちら。
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泌尿器
疾患内容 | 症例数 | |
D-1 | 腎悪性腫瘍 | 3例以上 |
D-2 | 腎良性主流性病変 | 3例以上 |
D-3 | 上記1,2以外の腎疾患 | 2例以上 |
D-4 | 上部尿路疾患 | 3例以上 |
D-5 | 膀胱・前立腺・陰嚢内容・外陰部疾患 | 3例以上 |
D-6 | その他 |
泌尿器の必要症例数はこの通りです。
泌尿器の場合は対象となる臓器が主に腎・膀胱・尿路となるので症例数を集めるのに苦労するかもしれません。
しかし、出題される範囲が狭く、どちらかというと難易度は低い傾向にあるのかなといった感じです。
産婦人科
疾患内容 | 症例数 | |
E-1 | 妊娠初期(20週未満) | 5例以上 |
E-2 | 妊娠中期(20週以降) | 5例以上 |
E-3 | 婦人科疾患 | 4例以上 |
E-4 | その他 |
産婦人科領域はこの通りです。
正直、産婦人科領域も女性の技師を対象としたものかと思います。
なぜなら、産婦人科の専門病院でないと症例数が集まらないからです。
産婦人科は、その特性上女性スタッフを採用していることが多く、男性スタッフは医師ぐらいかなと思います。
なので、必然的に女性技師が対象となるわけです。
しかも産婦人科の場合は医師が自分でエコーを当てることも多いです。
それも症例数が集まりにくい要因となっています。
健診
疾患内容 | 症例数 | |
F-1 | 肝臓 | 3例以上 |
F-2 | 胆嚢・肝外胆管のいずれか | 2例以上 |
F-3 | 膵臓 | 1例以上 |
F-4 | 脾臓 | 1例以上 |
F-5 | 腎臓 | 2例以上 |
F-6 | 乳腺・甲状腺・副甲状腺のいずれか | 2例以上 |
F-7 | その他 |
健診領域はこの通りです。
見てもらうとわかるように、ほぼ消化器領域です。
しかし、乳腺や甲状腺などの表在臓器も出題されるので、範囲が広いです。
じつは健診領域が結構難しいのではないかなと思っています。
血管
疾患内容 | 症例数 | |
G-1 | 頸動脈 | 3例以上 |
G-2 | 大動脈 | 3例以上 |
G-3 | 四肢動脈 | 3例以上 |
G-4 | 四肢静脈 | 3例以上 |
G-5 | 腎動脈 | 3例以上 |
G-6 | その他 |
血管領域についてはこの通りです。
やだ、血管領域については、CVTの方を取る人が多いかもしれませんね。
おわりに
記事2本立てで参りました。
超音波検査士はぜんぶで7領域の認定がありますが、今のところ全部の領域を網羅している猛者には出会ったことはありません。
自分が普段行っている検査の領域は頑張って取得しておきたいですね。