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超音波検査士(循環器)合格しました【2023年】

どうも皆さんお疲れ様です。超音波検査士の循環器領域に無事合格していました。

これで、消化器、泌尿器、循環器も3領域に合格することができました。

徒然なるままに体験記を綴りたいと思います。

先天性心疾患

予想外に先天性心疾患9問出されました(多い・・・)。私は普段から小児循環器に触れていることもありなんとか対応できましたが、普段検査されていない人たちは苦戦したようです。フォンタンに関連する問題も1問出されていました。

そのほかにはVSD(心室中隔欠損)、冠動脈走行異常、PS(肺動脈狭窄)など出されていました。

写真を見て単純に疾患名を答えるといったシンプルな問題は出されず、それがなんの病気か判断した上で合併症を答えさせるものや病態を問われるといった問題がほとんどです。

心臓腫瘍

粘液腫(血行動態がMS様)、乳頭状繊維性弾性腫(2問)出されていました。これも病名を答えさせるといった問題ではなく疾患の知識を問われる問題でした。

虚血性心疾患

心筋梗塞の機械的合併症でないもの2つ。写真で機械的合併症答えさせる問題(確か心室中隔穿孔でした)。局所壁運動異常の部位から冠動脈の責任部位を問われる問題が出されていました。

大動脈

大動脈解離の合併症について。大動脈から分岐する血管について。おそらく下行大動脈解離でそれを診断した上で次にどの検査を選択するか?といった問題でした。

弁膜症

僧帽弁逸脱の逸脱部位を答えさせる問題(2箇所逸脱)。バーロー症候群について(MAD合併)。リウマチ性僧帽弁狭窄症での計測について。パラシュート弁。IEでのBAV(大動脈弁二尖弁)と重症ARについて。

ほかにも心筋症やら肺高血圧やらいろいろありましたが忘れてしまいました。すいません。

受験した感想

全体としては難易度は難しかったようです。特に先天性心疾患が多かったのが難易度を上げていたのではないでしょうか?

幸い私自身は、小児循環器に携わる機会があったので乗り切れましたが普段検査されていない方は戸惑う問題もあるかもしれません。

あとは大動脈弁狭窄症については1問も出されていませんでした。また、例年計算問題が出されるのですが今年は1問も出されませんでした。

簡単ではなかったですが、ちゃんと勉強すれば合格点はいけるかなといった印象です。

皆さん頑張ってください。

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