現役の臨床検査技師として働いている、そのぐらふぁー12号です。超音波検査士の認定も取得しています。
さて、臨床検査技師を目指す皆さんにとって気になることは
臨床検査技師の待遇ではないでしょうか?
本記事では実際に臨床検査技師として働いている僕が思うことを、赤裸々に語っていけたらいいなと思っています。
あくまでも僕自身の職場環境でのお話です。
お給料と昇給について。
1番気になるのは、臨床検査技師として働いていくら貰えるのか?ということではないでしょうか。
そして、昇給はあるのか?とかじゃないでしょうか。
要するにお金のことは生活にも直結するので、大事ですよね。誰もが興味があることです。
なかなか現実に働いている技師の給料を聞く機会はないと思います。
なので、包み隠さずお話します。
昨年度の年収は522万円
昨年の僕の年収は522万円でした。ちなみに僕の現状はというと
- 34歳 男性
- 役職なし
- 病院から関連するクリニックへ異動したため当直なし。残業はあり。
- 異動があるので、そのうち病院へ戻る。
- メインの仕事は超音波検査(エコー)。
といったような状態です。
めちゃくちゃいいわけでは無いかもしれませんが、ぶっちゃげ悪くないと思っています。
当直してないので、当直手当ありません。しかも今はクリニック勤務なので休みは完全に暦通り。
有給休暇も毎年消化してます。しかし、残業はあります(多くはない)。
ただし、これは今だけの話です。
就職先によっては異動があります。
ぼくの勤めている医療機関も異動がありますので、病院に戻れば当直があります。
当直をするようになると、暦通りの休みを取ることは難しくなります。
どちらかというと、残業も増える傾向にあると思います。
当直すると給与も増えるし、残業もまたしかり。
休みをとるか給与をとるかといったところです。
気になる昇給は?
うちの職場は毎年きちんと昇給します。
給与体系が〇級〇号棒なので、きちんとしています。
〇級〇号棒の給与体系は主に公務員だったり、公務員に準ずるような職場が多いです。
うちの場合は少なくとも毎年5500円は昇給しています。
ちなみに転職を繰り返すと給与は増えないかもしれません。
検査技師としての技術を見込まれて、他の職場へ引き抜かれるなら年収増も見込めます。
しかし、自分の都合でやみくもに転職を繰り返しても昇給していかないので・・・。
転職するなら若いうちがいいと思います。
臨床検査技師全体ではどうなのか?
臨床検査技師全体をみてみると、給料はピンキリです。
我々、臨床検査技師の給与は小さな病院に勤めるよりは大きな病院に勤める方が高い傾向にあると思います。
福利厚生についても同様の傾向だと思います。
就職先が企業の場合はもっと高いかもしれませんが、実際に働いたことが無いためわかりません。
勤める病院によっては昇給無しだったりします。
また、なにか認定を持っていれば給与加算されたりという職場もあります。
転職においては超音波検査ができる技師が優遇される傾向にあると思います。
転職を見据えて、超音波検査士の認定を取る人も少なからずいます。
結局は職場次第(笑)
なんだかんだで臨床検査技師の給与は職場次第です。もうほんとに!
いいところもあるし、信じられないくらい低賃金で働かされるところもあるし。
僕は1回転職したんですが、以前の病院では月に当直11回したことあります。人がいなさすぎて。
当直手当はガッツリでしたが、基本給を低く抑えられていたため仕事量に見合った給与は貰えませんでした。
なので、転職活動して今の職場に入職した次第です。
臨床検査技師は国家資格なのでくいっぱぐれることはありません。
ただ、転職に当たっては検査技師の資格+なにかの認定があった方が有利に働くことは間違いないです。
今の職場に満足していなくとも焦らずに経験を積んで、転職活動した方がいいと思います。
むやみに転職を繰り返すことは得策とはいえません。