臨床検査技師に向いている性格とは?臨床検査技師になりたい人に向けて。

現役の臨床検査技師をしてます、そのぐらふぁー12号です。

いきなりですが、私が思う臨床検査技師に向いている性格を記事にしていきたいと思います。

あくまでも私の経験に基づいた個人の見解ですので必ずしも当てはまるわけでは無いかもしれませんが、これから臨床検査技師になりたい方、興味がある方は参考にしてみてください。

1つのことに集中するタイプ

臨床検査技師の仕事内容は多岐にわたります。

血液検査、超音波検査、脳波検査、筋電図検査、心電図検査、細菌検査、尿検査、細胞診(病理)・・・。

また、心臓カテーテル検査にも入りますし、内視鏡検査に入っている病院もあります。

ここに書いた以外にもたくさんの仕事があります。全て医学検査ですが方向性が違います。

自分の興味のある分野をみつけて突き詰めていくタイプの人間にとっては、楽しい仕事ではないかな?と個人的には思っています。

しかしながら、一定の規模の病院になると、臨床検査技師にも当直業務が課されることが多いです。

当直とは夜に病院に泊まることです。なぜ、泊まるのかと言うと急な検査に対応するためです。

なので、自分の専門性を持ちつつも他の分野でも最低限の知識は必要です。

向上心がある人

まぁ、これは臨床検査技師に限ったことではありませんね(笑)。

医学検査は日進月歩です。常に勉強する意欲がないと置いてきぼりを食らいます。

各種学会に参加したり文献を読んだりして、常に新しい知識を吸収しようとする意欲のある人間は臨床検査技師に向いていると思います。

実際に働いていると、作業的に何も考えずに検査をしている臨床検査技師もいます。

でも、そんな仕事をしても面白くありませんし、感じられなくなっていくと思います。

探求心のある人

これは先程の向上心のある人に近いものがありますが、探求心は非常に大事です。

もし、予想外の検査結果が出たりしたときに『なぜ、こんな結果になったのだろう?』と疑問に思い、文献を読み漁り疑問を追及していく・・・。

1つ1つの疑問を解決していこうという探求心のある人間は臨床検査技師に向いています。

そのような人は、将来的に質の高い臨床検査技師になっていくと思います。

 

そのぐらふぁー12号
CT検査は臨床検査技師がする検査ではない。でも超音波検査をする上では画像の確認は必須。
自分のできる検査でなくとも勉強は必要です。

話を筋道たてて考えられる人(Storyが作れる人)

私は超音波検査をメインにしていますが、超音波検査は検査が終わった後に検査報告書を記載して医師に報告しています。

超音波診断として考えられる疾患を記載しますが、医師を納得させる文章力が必要です。

また、検査中に異常所見を拾い上げたとします。

その時におそらくこの病気だろう・・・と思ったときに、この病気であると説明するにはココを見ないといけない、証明するにはこの写真が必要だなと考えながら検査をします。

もちろん考えながら検査をするには、日々の勉強は絶対に欠かせません。

まとめ

この記事では性格の面から臨床検査技師に向いている人についてまとめました。

臨床検査技師の仕事において、探求心が非常に大事だと思います。

いつまでも追求し続けていく心を持ち続けられる人にとっては天職ではないかな思います。

逆に何も考えずに作業的にただ検査をこなすだけの人間にとっては、面白くない仕事かもしれません。

私はやりがいのある仕事だと思っていますので、臨床検査技師になりたい方はこの記事を参考にしてみてください。

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