【臨床検査技師の転職体験記】転職って気まずいねって!退職意思を伝えた後どうする?

病院勤務の臨床検査技師してます、そのぐらふぁー12号です。

僕は検査センターから病院に転職しました。

が、前の職場である検査センターを辞めるときには、相当気まずい思いをしました。

そのあたりのことを、書いていきたいと思います。

きっと、世の中には僕と同じ思いをしている人が何人もいるはず!

しかし、そこを乗り越えないと次はないと思って耐えました!

僕の体験談が少しでも参考になれば幸いです。

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転職にいたるきっかけ

そもそも、僕が検査センターから転職しようと思った1番の原因は、待遇の悪さです。

リクナビが仕事を辞めたい7つの理由をアンケートしていました。詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、それによると

  1.  給与面の不満
  2.  人間関係
  3.  仕事内容
  4.  労働時間
  5.  社風が合わない
  6.  理不尽な評価
  7.  働きたくない

上記の7つが辞めたい理由として挙がっているようです。

ちなみに、僕の場合は1.3.4が当てはまっています。

学生時代にマージャンに勤しんでいたおかげで、勉強は手つかず。国家試験に合格したことも奇跡と言われる始末(笑)。

当然、いいところには就職できませんでした。

いいところに就職できなかったのは、身から出た錆です。勉強しなかった僕が悪いので文句はいいません。

が、それにしても僕が就職した検査センターは超絶ブラックでした。

検査センターに就職しましたが、配属先は病院でした。そうです、ブランチラボというやつです。

なので病院の体制に合わせて、当直がありました。

回数は、月に最低7回。人が辞めたときには最高11回までしたことあります。

そんなこんなで入職して1カ月で転職を決意しましたが、3年間はここで働こうと心に決めました。

というのも、卒業してすぐに転職するのはいかがなものか?という思いもありましたし

経験がない状態で転職活動しても、雇ってくれるところがあるのか?という懸念もありました。

少なくとも3年間経験を積めば、転職するときに強みになるなという思いもありました!

ここで、3年間勉強させてもらおうと思いました。

転職活動開始!

というわけで、当直まみれの多忙な3年間を経て転職活動を開始することにしました。

当直が忙しかったので、インターネットで求人を探しました。僕が使ったのは、ハローワークインターネットサービスです。

そこで、めぼしい求人を探して、当直明けの時間を使ってハローワークへ突撃しました。

ちなみに、転職については、そんなに急いではいませんでした。

働きながらの転職活動でしたので、金銭面で困ることはありません。生活はできています。

なので、いいところが見つかるまで、気長に探そうと思っていました。

僕の転職先の条件として

  •  できれば大きな病院であること
  •  できれば生理検査ができるとこ
  •  当直が多すぎないとこ

を探していました。

すると、そこそこ大きな病院が中途採用の募集をしていました。そこの病院は当直も多くて月3回。

ただ、生理検査ができるかどうかは、わかりませんでした。

条件としては、2/3当てはまりましたので、受けてみることにしました。

この際、どうしてもハローワークからの紹介状が必要でしたので、ハローワークには行かざるを得ませんでした。

そして、ハローワークへ行くと、担当の方がその場で電話してくれてとんとん拍子で面接や試験の日程が決まりました。

ちなみに、ハローワークへ直接赴いたのはこの1回のみです。

結果は内定をいただきました。

気まずい!どうやって退職の意思を伝えるか?

新しい職場に内定をもらったのはいいんですが、今働いている職場にどうやって退職の意思を伝えようか・・・。

正直、内定もらってから3日間は言い出せませんでした。

当直回数からもお察しいただけるかと思いますが、クソ忙しい職場です。

まず、間違いなくヒンシュクを買うでしょう。火を見るよりも明らかです。

さらに困ったことがありました。どういうことかというと

  •  上司が忙しすぎて捕まらない。というか、なかなか1人にならない
  •  上司自体がイイ人だったので、退職することが裏切るように感じてしまう
  •  ここまで育ててもらったのに、その恩を仇で返してしまうことへの罪悪感

ということです。この辺のことがゴチャゴチャしてて、なかなか言い出せません。

それでも、意を決して言いました。

『実は、僕は昔から超音波検査をやりたいと思っていました。検査センターではできないので、やめさせてください。次の仕事先も決まりました』と。

いちおう受け入れてくれたのですが、残された技師たちはいい顔をしませんでした。

そら、そうですよね。圧倒的人員不足の中での転職だったので・・・。僕が抜けた穴は誰かが埋めねばなりません。負担が増えること待ったなしです。

退職の意思を伝えた翌日から、いままで、仲良くしていた技師もどこか態度がよそよそしくなりました。

完全に裏切り者扱いです。

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自分の人生は他人が保証してくれるわけではない。

当たり前のことですが、自分の人生は他人が保証してくれわけではありません。

僕には月7回~11回の当直は、許容できませんでした。

そんな回数の当直は若いうちはできるかもしれませんが、年を重ねてからは無理です。

誰が何と言おうが自分の人生は自分のものです。

たとえ、一時のあいだ、気まずい思いをするからと言って我慢はできませんでした。譲れません。

それに、今の職場で気まずくても、それはあくまでもその職場だけでの話。

一歩外に出れば、それは狭い世界です。

少しの辛抱と言い聞かせて、耐えました。

すると、慣れるものですね。最後の方はあまり気にならなくなりました。

おわりに

だいたいの人は現状に不満があるから、退職・転職を考えると思います。

そして、ブラック企業であるほど退職の意思は伝えにくいと思います。

そもそも、待遇が悪い・人が足りないことがブラック企業のブラックたる所以です。

なので、退職したい意思を伝えると、当然いい顔はされません。

ですが、自分の人生です!他人の目ばかりを気にして、我慢するなんて馬鹿げていると思いませんか?

気まずいのは長い人生から見れば、ほんの一瞬のことです。

耐えましょう!みんな耐えてます!

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