CX-5に限ったことではありませんが、車のワイパー交換のタイミングって難しくないですか?
使おうと思えばいつまでも使えますし、なかなか変え時の見極めが難しいです。
でも、車のワイパーは消耗品なので確実に劣化していきます。
そのため、定期的な交換が推奨されています。
新品のワイパーに交換して、雨の日に走行すると
『あ~、やっぱりワイパーが劣化していたんだなぁ~』
と実感できます。
この記事では、ワイパー交換の方法やタイミング、ワイパーの種類など解説していきます!
ワイパー交換のタイミングとは?
ワイパー交換には2種類の方法がある
気になるワイパー交換のタイミングですが、その前にワイパー交換には2種類の方法があることはご存知ですか?
その2種類の方法とは
- ワイパーゴムのみを交換するのか?
- ワイパーブレードも含めて交換するのか?
ということです。
もっとも経済的なのは、ゴムのみを交換すること。
そして、作業的に簡単なのは、ワイパーブレードごと交換する方法になります(ワイパーブレードにゴムも付いている)。
経済的にゴムのみの交換が安上がりとなれば、ずっとゴムだけ交換する人がいるかもしれません。
しかし、ゴムだけでなく、ワイパーブレードも消耗品です。
可動部分が劣化してくるとフロントガラスにうまく密着することができずに、拭きムラの原因にもなります。
2回に1回くらいは、ワイパーブレードごと交換したほうがよさそうです。
ワイパー交換のタイミング
前置きが長くなりましたが、ワイパー交換のタイミングについてです。
ワイパーゴムの交換目安は、1年に1回とされています。
ゴムの寿命がおおよそ1年間と考えられているので、雨の日の運転で快適な視界を保つためにも1年に1回の時期を目安に交換します。
しかしながら、雨や雪の多い地域で運転している人はゴムの劣化も早く交換時期も早めの検討が必要です。
また、鹿児島や沖縄など紫外線の強い地域もゴムの劣化が早まりますので、早めに検討したほうがいいと思います。
特に鹿児島に住んでいる人は、桜島の降灰(こうばい)の影響も考えなければなりません。
有症状時には適宜交換
交換目安は、1年に1回の頻度で交換を検討しますが有症状時には適宜交換を検討します。
では、どのような症状が出てきたときに好感するのか?ということですが、以下のような症状が現れた時には交換だと思ってください。
- スジ状の線が残ってしまう
- 拭きムラがでる
- ゴムが引っかかる(変な音がする。ビビリ音)
- 水の切れがわるい(水がにじんだようになる)
とくに水の切れが悪い、フロントガラスに滲んでしまうという症状は要注意!
ほぼ確実にゴムの寿命が来ていると判断できますので、早めに交換を検討したほうがいいです。
なにより、フロントガラスに雨がにじんだ状態での運転なんて怖くてとてもできないです。
ワイパーブレードの種類
ワイパーにもいくつか種類がありますので、ご紹介します。
トーナメントワイパー
ごく一般的なワイパーになります。
メリットとしては、安価であること。
デメリットとしては、拭きとりの性能がイマイチということです。
まぁ、イマイチといっても普通に商品として売られているので走行に支障が出るということではありません。
後に紹介するワイパーと比べると、拭きとりが悪いということですので、誤解しないでくださいね!
フラットワイパー
こちらのワイパーは、ワイパーゴムとフレームが一体化した形のワイパーになります。
メリットとしては、安定した拭きとりができること。
デメリットとしては、トーナメントワイパーと比べるとお高めということでしょうか。
また、フラットワイパーは高速道路走行時に本領発揮します。
どういうことかといいますと、高速走行中にワイパーが風に押さえつけられて浮き上がりません。
つまり、フロントガラスによく密着しているため高速走行中も安定した拭きとり性能を発揮してくれます。
お金に余裕があるならば、こちらのワイパーを僕はつけます!
自動車整備工場の方もこちらをおススメしていました。
エアロワイパー(デザインワイパー)
このワイパーは、トーナメントワイパーとフラットワイパーを合わせたようなワイパーになります。
また、デザインワイパーと呼ばれていることからもお分かりいただけるかと思いますが
オシャレなワイパーになっています。
メリットは、おしゃれということです。
デメリットは、拭き取り性能はトーナメントワイパーと同じくらいです。
ちなみに、気になるお値段ですが、エアロワイパーはトーナメントワイパーとフラットワイパーの中間くらいです。
ワイパーゴムの種類
前述しましたが、ゴムだけを交換するほうが安価です。ワイパーゴムの種類をご紹介します!
ノーマルタイプ
説明する必要ないかもしれませんが、ノーマルタイプです。その名の通りです。
別名、生ゴムと言われたりもします。
普通にワイパーについているタイプですので、普段使いで使用して困ることはありません。
何といっても、安価なのでこちらを選択する人も多いのではないでしょうか?
ただし、ノーマルタイプを使う上で注意しなければならないことがあります。
フロントガラスに撥水加工をしている場合は、ノーマルタイプの生ゴムを使用してしまうと充分な撥水加工が得られません。
なので、フロントガラスに撥水加工をしている場合は後述するグラファイトタイプのゴムを使う必要があります。
グラファイトタイプ
グラファイトタイプのワイパーは、フロントガラスに撥水加工をしている車用のものになります。
このワイパーは、ワイパーゴムにグラファイト粒子をコーティングしてあります。
それがどういう効果をもたらすかというと、ガラスとゴムの摩擦を軽減してくれます。
その結果、撥水加工が長持ちするということです。
価格的には、標準的な価格になってきているので、グラファイトタイプのゴムがスタンダードになりつつあります。
迷った人はこちらを購入しておけば、間違いないと思います。
撥水タイプ
これは、ワイパーを動かすだけで、フロントガラスが撥水コーティングされるというものです。
頻繁にコーティングをするのがめんどくさい人にとっては、いい商品ですね。
しかし、お値段は他の2つに比べるとお高めです。
CX-5のワイパー交換方法
ワイパー交換はいくつか方法があります。
ディーラーに持ち込んだり、オートバックスやイエローハットなどのお店で交換してもらったり、ガソリンスタンドで交換してもらったりできます。
しかし、まったく手間のかからない作業なので自分で交換したほうが安上がりです。
試しにお店で交換してもらってもいいと思いますが、その時は作業をよく見ていてください。
ものの数分。はやければ数十秒で終わってしまいます!
こんな作業で、工賃取られるがバカらしくなりますよ!
こちらの動画で詳しく解説されていますので、この通りにやればどんな素人でも簡単に交換できると思います。
手順としては
- 古いワイパーブレードを外す
- 新しいワイパーブレードをはめる
- 軽く引っ張ってみて抜けないか確認する
これだけです。
あっという間に終わってしまいます!
おわりに
実は車の消耗品交換って自分でできることも多いです。
やってみると、いままでこんな簡単な作業に工賃払ってバカみたいだな~と思ってしまいました。
僕は今まで、ワイパー交換・バッテリー交換・クーラーのフィルター交換していますが
いずれもインターネットにある情報のみで交換することができました。
もちろん、僕は素人です。
是非みなさんもチャレンジしてみてください!