全く馬鹿にならない自動車税。
所有台数が1台だけならまだしも、夫婦そろって2台ともなると高額な出費となり家計を圧迫する要因ともなる。
税金なのでしょうがない出費ではあるのだが、どうせ支払うのなら少しでもお得な方法で支払いたいと思う人も多いのではなかろうか。
本記事では
- お得に支払う方法
- いつまでに支払うはなければならないのか
について記事にしてあるので、ぜひ参考にしてほしい。
お得に支払うためのキーワードは、クレジットカードとnanaco、そしてセブンイレブンだ。
自動車税はクレジットカード払いができる。ただし･･･。
そもそも、自動車税はクレジットカードでの支払いに対応していることはご存知だろうか。
クレジットカードを使って支払うことで、ポイントを貯めることができるのが大きなメリットである。
しかし、クレジットカードでの支払いには少々注意が必要である。
手数料がかかる
まず、カードでの決済に際して手数料がかかる。
気になる手数料であるが、これは各自治体で異なる。
調べてみると、だいたいの自治体は324円（税込み）に設定している自治体が多いようであるが、詳細は各自治体のホームページで確認してほしい。
カード払いは店頭での支払いに対応していない
クレジットカードを使って自動車税を支払う場合、コンビニや銀行での支払いには対応しておらず、各自治体のホームページからインターネットで支払うことになる。
若い世代には抵抗は少ないが、高齢者世代には少し敷居が高いかもしれない。
納税証明書をすぐに受け取ることができない
カードで支払う場合は納税証明書をすぐに受け取ることができない。
これは、支払いが完了しないと納税証明書が発行できないためだ。
つまり、カードで決済した時点では手続きは終了しているものの、支払いは完了していないので、自治体側に入金されておらず、納税されていないということになるのである。
私は鹿児島県に住んでいるが、本日上の写真のようなお知らせが届いた。
クレジット会社から自治体に入金されるまでに、1月から1月半のタイムラグがあるようだ。
政府は、PayPayなどの電子マネーによる決済を推奨していくようだがこんなことで、本当に普及していくのか少し疑問である。
5月から6月に車検がある人は、即時に納税証明書がもらえる店頭での支払いがおススメだ。
クレジットカード払いのメリット
さんざんデメリットを強調してきたが、それではこの記事の意味がないのでメリットについても触れておく。
時間と場所を選ばない
いつでも支払える。
わざわざ支払いに行くために着替える必要がない。
インターネットがつながっていさえすれば完結する。
ポイントがたまる
クレジットカードで支払うことでポイントがたまる。
現金で払ってしまえば、そこで終了だ。
どうせ同じ額を払うのならば、ポイントが付くのは魅力的といえる。
分割払いが可能
自動車税の支払いが厳しい人にとっては、最大のメリットではないだろうか。
カード会社により異なるが一括払い、分割払い、リボ払いから選択可能だ。
しかし、リボ払いはおススメしない。
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カード払いのデメリットを帳消しにするnanaco払い
カード払いのデメリットを帳消しにする方法はただ１つ。
それは、nanaco払いである。
nanacoとは：セブン＆アイ・ホールディングスが日本国内で展開する電子マネーのこと。電子マネーの1つ。
クレジットカード払いじゃないじゃん！という声が聞こえてきそうだが、これには裏技がある。
その裏技とは、クレジットカードを使ってnanacoに入金するという方法である。
なぜ、この裏技を使うことによって
- 実質的にはクレジットカードを使っているのに手数料がかからない
- 200円チャージするごとに1nanacoポイント付与される（ポイント還元率は0.5％）
- 店頭で支払える（納税証明書がすぐに貰える。）
というメリットがあり、先ほど書いたデメリットが無くなる。
なお、nanacoを使う方法には2つの方法があり
- nanacoカードを発行する（発行手数料：300円）
- nanacoモバイルアプリを使う（発行手数料：無料）
たいていの人はスマホを持っていると思うので、モバイルアプリを使ったほうがお得度は増す。
モバイルアプリはandroidのみ対応。iPhoneには対応していません。
ただ、セブンイレブンアプリ経由でnanacoカード申し込みを行うと、手数料の300円はかからない。
iPhoneの方は、セブンイレブンアプリから申し込みを行ったほうがお得だ。
もっとお得にポイントを貯める
- セブンカード・プラス（還元率0.5％）
- リクルートカード（還元率1.2％。ただし3万円まで）
- Yahoo! JAPANカード（還元率0.5％）
この３つのクレジットカードのうち、いずれかを所有しているならば、さらにお得度は増す。
特にリクルートカードは、年会費は永年無料で高還元率なのでおススメだ。
自動車税の支払期限はいつまで
自動車税は税金なので支払期限が気になるところ。
自動車税の納付期限は、その年の5月末日までと定められている。
今年度は5月31日（金）ということになる。
もし、支払い期限を過ぎたらどうなる
利息がつく。しかし、猶予期間がある。
厳密にいえば、猶予されているわけではないが1000円未満の延滞金は切り捨て（免除）されるため、一定期間は利息が付かないということになる。
期限までに支払いをしなければ、督促状が届く。
少なくとも、督促状に書かれている期限までに自動車税を納めれば、延滞金は発生しない。
とはいえ、税金なので期日までに支払うのが国民の義務である。
おわりに
自動車税を現金で払うことにメリットはない。
少しでもお得に払いたいなら、クレジットカードからnanacoに入金して支払うほうがよい。
nanaco払いなら、メリットしかないのでおススメである。
