こんばんは。そのぐらふぁー12号です。
僕は地方の出身なので高校を卒業してから親元を離れ、結婚して家庭を持つまで一人暮らしをしていました。
そんなこんなで節目節目で引っ越しを経験してきたわけですが、僕の経験で1番大変だったのは、部屋決めです。
間取りや周辺環境もさることながら、1番気になるのは家賃です。
家賃は毎月の費用なので、少しでも安いに越したことはありません。
ですが、家賃交渉をできることを知らない人が結構多いようです。
実は『借貸増減請求権』という権利があります。
これは、大家・入居者の両者ともいつでもこれからの家賃の増減を請求することができる権利です。
なので、家賃交渉は別に特別なことではなくてどこの不動産でもできることです。
交渉だけならば、ほぼ100%で家賃値下げの打診ができます。
ただ、交渉したからといって必ず下がるわけではありません。
でも、何もしないで契約するよりは交渉してみて、少しでも下がればお得ですよね?
この記事では家賃交渉についてまとめています。
是非ご覧ください。
なぜ値下げ交渉に応じてくれるのか?
そもそも値下げ交渉をする前に、なぜ値下げ交渉に応じてくれるのかを知っておかねばなりません。
値下げ交渉に応じてくれる理由は、空き部屋のリスクです。
アパートのオーナーも月々の支払いがあります。
それは税金であったり、アパートを建てるために借りたローンであったりです。
当然ですが、アパートだけ建てても住人がいなければ月々の支払いがかさんでしまい、オーナーは赤字になるわけです。
入居者が減って収入がないよりも、多少値下げしてでも入居してもらったほうがいいわけです。
人気物件は家賃交渉が難しい
人気物件の家賃交渉は難しいです。
交渉するだけならタダなので、交渉してもいいと思います。
でも、値下げしなくても入居者は来るので値下げはないと思ったほうがいいです。
家賃を下げることが目的なら、人気物件は避けましょう。
家賃交渉しやすい物件
築年数がたっている
築年数がたっていると、家賃が下がる可能性大です。
古いアパートは入居者が極端に少ないところもあるので、家賃交渉には積極的に応じてくれる可能性が高いです。
あとは築年数がたっているアパートは外観も古いですし、水回りも古いです。
また、セキュリティ的にも最新のアパートには及ばないので、そういった点を交渉材料にして、家賃交渉にもっていく人も多いようです。
1Fの物件
1Fの物件はセキュリティ的な観点から値下げ交渉に応じてくれる可能性があります。
男性では積極的に1Fの物件を狙う人もいるようです。
女性は1Fを敬遠する人も多いようなので、需要と供給のバランスで値下がりしやすいのだと思います。
利便性が悪い
不動産屋さんに行くとわかると思いますが、すべての物件に
『駅から徒歩〇〇分』
『近くのスーパーまで〇〇分』
『〇〇病院まで〇〇分』
など、利便性について書かれています。
なぜならそれはその物件の強みになるからです。
そして、物件探しをしている人にとっても重要なことだからです。
なので、利便性が悪いところは人が集まりにくいので家賃交渉もしやすいといえます。
家賃交渉のポイントとは?
家賃交渉のコツ・ポイントについては以下の通りです。
情報収集
希望エリアや希望する間取りの物件について、家賃の相場を把握しておきましょう。
相場よりも高い値段であれば、交渉しやすいです。
家賃の相場はインターネットで物件を探していると、だいたい把握できます。
マイナス点を指摘する
ちょっと粗さがしみたいな感じになっちゃいますが、マイナス点を指摘することも家賃交渉には有利に働きます。
マイナス点とは前述しているように、築年数がたっている物件であったり、利便性が悪い物件であったりということです。
大事なのはタイミング!
1番大事なのは家賃交渉を切り出すタイミングといえます。
1番いいタイミングは入居申し込みの直前です。
契約したい意思をある程度伝えた後なので、営業マンもオーナーとの交渉を頑張ってくれることが多いです。
決め台詞は予算オーバー
ここの物件を気に入っているけど、少し予算オーバーで悩んでいることを伝えます。
そして、値下げしてくれたら入居する意思を明確に伝えましょう。
おわりに
家賃交渉は権利として認められています。
交渉するのは勇気がいるものですが、思い切って交渉してみましょう。
もし、毎月5000円値下げしてくれたら1年間で60000円。その差は大きいです。
ただ、権利で認められているからと言って、高圧的な態度で交渉するのはあまりおススメできません。
態度が悪い人は入居してからも騒動のもとになる可能性があるので、オーナーも管理会社も貸したくないと思います。
あくまでも値下げしてくれたらラッキーくらいの気持ちでいきましょう。
では。また。