現役バリバリの超音波検査士である、そのぐらふぁー12号です。
超音波検査士の資格を取ってから7年が過ぎようとしています。
そんな僕が思う、超音波検査士に何が求められているのか?
ということについて、僕が考えることを記事にしていきます。
タイトルホルダーになってはいけない
これは、常々思っています。
要するに、超音波検査士という認定に合格して満足するな!!
ということです。
超音波検査を始めるときも、認定試験に向かって勉強しているときも、その時はみんな一生懸命です。
だけど、認定を取得してある程度できるようになってくると急に勉強がおろそかになる人や、めんどくさい仕事を人に押し付けてくる人もいます。
超音波検査士という肩書が欲しいだけの人は正直、これからの時代いらないと思います。
常に謙虚に
『あの人に検査を任せておけば、大丈夫!』
と言われる技師を目指さないとダメだと思います。
後進の育成
やはり人に上手に教えることができないと、ダメだと思います。
なぜなら、自分がきちんと理解してないと他人に上手に教えることはできないからです。
ひと昔前は、技術は見て盗め的な風潮もありましたが、個人的には時代遅れだと思ってます。
ただしく後輩に教えてあげることで、検査室の技術が底上げされます。
ひいては、将来的には自分も助けられることになると思います。
きれいな写真を残す!!!
これは声を大にして言いたいです。
臨床のほうに目が行きがちなんですが
正しい検査は、きれいな写真から!です。
自分だけがわかる写真なんていりません。そんなの自己満です。
超音波検査を、自分だけがわかるメモ帳代わりのような使い方をしないでほしいと思います。
他人が見て、一発で病気がわかるような、病態が理解できるような写真を残すことが究極の検査ではないでしょうか?
超音波検査士を受験するとわかるんですが、普段きれいな写真を残していない人は試験の時に苦労します。
レポートを提出するときに説得力のあるレポートが書けないからです。
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また、きれいな写真を残していないと後で振り返りもできません。
超音波検査で高名な人はみんな画質にこだわってます。
これに例外はありません。
まずきれいな写真を残しましょう!
まとめ
非常に短い記事になってしまいました。
超音波検査士に求められるものを考えてみました。
職人気質で頑張りましょう!