田舎に住めばわかるが、田舎に行けば行くほど一戸建て思考が強くなる。
特に高齢者に顕著だが、その原因はいくつかある。
まず、土地が安い。都会とは違って、一戸建てを十分建てられる土地が安く手に入る。土地が手に入るのなら、マンションを選択する人はそう多くはない。
そして、もう1つの原因は昔はマンションが少なかったからだ。
これらの要素があって田舎の高齢者世代には、マイホーム=一戸建てであるという考えが充満している。
そんな考えに毒された私もマイホームは断然、一戸建て派である。
3年前に新築した。
その際、地元のビルダーをいくつも見てまわって、最終的には七呂建設に決めた。
七呂建設の概要
鹿児島市石谷町に本社を置くビルダーで、イシンホームのFCである。くわしくはこちらのホームページを見ていただきたい。
イシンホームといえば、『ローン0円住宅』という何とも魅惑的なキャッチフレーズ。
これは、太陽光発電による売電でローンの分をまかなうという趣旨のものだ。
イシンホームの代名詞とも言える。
しかし、最近は四季ZENをはじめとして、いろいろなバリエーションの家が増えてきていて、顧客のニーズに応える家が建てられる。
なぜ七呂建設で家を建てたか
理由は簡単で、七呂建設がいい土地を持っていたから。
私が家を建てた土地は、いわゆる建築条件付きの土地だった。
なので、ハウスビルダーを選ぶ余地はなかった。
しかし、それが決め手にもなった。
というのも、ヤマサハウスやトータルハウジング、感動、晃栄住宅、積水ハウス、七呂建設など鹿児島のハウスメーカーはあらかた見て回っていた。
それで結局どこを選べばいいのか、悩んでいた。
気に入った土地を出してくれたのは七呂建設のみだったので、それで決めたわけである。
七呂建設のサービスは?
まず、土地の値段を安くしてくれた。50万円くらい引いてくれた。
もともと、七呂建設が所有していた土地だったようで、仲介手数料もいらなかった。
そして、見積もりには、カーテンや照明といった値段も含まれているのでありがたかった。
打ち合わせをしていく中で、専門のコーディネーターがいて壁紙やドア、カーテンの色、照明器具などについて意見をくれる。
これが本当に助かった。
色合いや壁紙とドアとの相性、この部屋にはこの照明がお似合いですよと忌憚なき意見をくれる。
ちなみに私が契約した時は、床材はキャンペーンをやっていて、杉・ヒノキ・赤松・栗・パインなど6種類から無垢材の床を無料で選択できた。
ドアなどの建具も無垢材で見積もりを作ってあった。
オプションをある程度いろいろと織り込んでくれていたので、予算内に収めることができた。私的には良心的に思えた。
大工さんにこまめに差し入れした
家つくりが始まって、私たちは足しげく現場に視察に行った。
その際大工さんに差し入れも忘れず、いろいろ話しながら建築過程を見させてもらった。
大工さんはそれがうれしかったらしく、予定になかったニッチを作ってくれたり、棚をつけてくれたり、サービスをたくさんしてくれた。
大工さん曰く、最近の施主さんは現場を見に来ない人も多いらしく、頻繁に訪れていた僕たちは、好印象だったようだ。うれしかったと言っていた。
おわりに
極端な話をすれば、お金さえ出せばどこのメーカーで建てても、そう大差ない家が建つと思っている。
ただ、土地などはそれぞれハウスメーカーが持っている建築条件付きの土地であったりして、なかなかいい土地に巡り合うことが難しい印象。
気に入った土地があれば、それで決めてもいいのではないか?
建物の面でいえば、七呂建設は高品質の家を建てているのでまず問題ない。
私は七呂建設で家を建てて大変満足している。