【なにがあった?】義理の弟が引きこもりになった原因を探ってみた。

以前、このブログでも取り上げましたが、結婚したら義理の弟がニートでした。

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それまで僕の人生の中で、ニートとか引きこもりとか呼ばれる人たちと関わることはありませんでした。

なので、どこか人ごとのように軽い気持ちでいたわけですが、ぶっちゃげストレスが溜まります。

ですが、文句ばっかり言っていてもしょうがありません。

なってしまったものは変わらないし、働かない義理の弟の為に僕自身がイライラするのも馬鹿らしい。

自分の考えをまとめるためにも、また、なにか現状を打破する糸口を探るためにも

なぜ、義理の弟はニート・引きこもりになったのか?

ということを考えたいと思います。

この記事は、義理の家族の視点で考察していますので、実際の家族が思っていることとは少し違うかもしれません。

でも、義理の家族という少し離れつつも他人よりは近い距離から見た視点も大事かな?と僕は思うんです。

そして、義理の家族にニートがいる読者の皆さんはきっと共感してくれる部分も多いかなと思っています。

引きこもった原因は挫折?

義理の弟のことを少しお話しますと、引きこもりが始まったのは大学4年生の時だったようです。(ちなみに今の年齢は30歳過ぎてます。)

それまでの生活は、コンパにも行くし飲み会も参加するし、サークルにも所属していたみたいですし、きわめて普通の学生という印象です。

ですが、車の免許を取りに行くときに事件が起こってしまいました。

自動車免許不合格・・・

大学生ですから、就職もありますし自動車免許を取りに行きますよね?

義理の弟も自動車免許を取得すべく自動車学校に通い、卒業しました。なので、あとは免許センターに行って試験を受けるだけという状態でした。

しかし、免許センターにいって試験を受けた結果、残念ながら不合格となってしまいました。

その後、1回も免許センターに行くことは無く卒業証明書の期限が過ぎてしましました。

あなたならどうしますか?

上のエピソードをあなた自身に置き換えて考えてみてください。あなたならどうしますか?

ぼくなら、合格するまで何回でも免許センターに行って試験受けます。

大抵の人はそうじゃないでしょうか?

せっかく、自動車学校も卒業して卒検受かってるわけですし、あとたった1回試験を受けるだけですよ?

なにかの拍子で不幸にして不合格になってしまうことなんてあり得るわけです。

プライドが高い?打たれ弱い?

たった1回のミスで自動車免許を諦めてしまった義理の弟の人物像を考えてみると

  •  プライドが高い
  •  打たれ弱い

という2点にたどり着きます。

そして、この2つは僕が結婚してから義理の弟を見てきて感じる2つです。

言い換えると、自分の失敗が認められない・自分の非を絶対に認めないということです。

まず、なにかあっても義理の家族に謝る姿を見たことがありません。

そして、家族という狭いコミュニティの中で優位性を発揮しようとしてます。

インターネットで仕入れた表面的な情報を駆使して、いろいろ知った風な口を叩きます。

話を聞いてると

『いや、そんなの誰でも知ってるよww』

『お前がそれを言うなww』

みたいな内容が非常に多い。はたから見たら痛いんですが、当の本人は全くそれに気付いていません。

また、義理の両親に対しては非常に強い態度をとります。

30過ぎて両親に食べさせてもらってる『恥ずかしさ』という感覚は無いんじゃないでしょうか?

家族の接し方おかしくない?

義理の家族から見た僕の視点では、義理の家族の接し方にも違和感を感じます。

何と言ったらいいのかわからないんですが、簡単に言ってしまうと甘いなと思います。

例をあげますと最近はこういう例がありました。

義理の母は、鬱(うつ)になってしまいました。原因はニートである義理の弟です。

それで、義理の母は食欲もない、家事もできない、外出できない、車運転できないという状態に陥ってしまったわけです。

その際に義理の弟が食事を作ってあげたみたいなんです。メニューは、インスタント味噌汁と白米そして目玉焼き。

そして、それは家族LINEにて

『俺が作った』

と写真をup。

それに対しての家族の反応は

『すごーい!やればできるじゃん!』

『お母さんの面倒見てあげてね!』

というものでした。

まぁ、やる気を出させよう・本人に自信を持たせようという趣旨なのかもしれませんよ?

でも、少し離れた僕の立場からみたら滑稽でしかありません。

30過ぎた大人に向かってそれはないだろと。どこまで、子ども扱いしてるのかな?

と思ってしまいます。

家族関係壊れるのを恐れてる?

ここから先は僕の憶測ですが、義理の実家は義理の弟のニート問題に対して突っ込みたくいのかな?

とすら思ってしまいます。

そこに突っ込むことによって、家族関係がギクシャクして亀裂が入ることを恐れてるのかなと。

結果的に、ぬるま湯につかりまくってる義理の弟は現状に満足してしまってるのではと思ってます。

本人に現状を把握させた方がイイんじゃないの?

そんな感じでいわば過保護状態の義理の弟ですが、僕がおもうに1度現状把握させた方がイイと思ってます。

具体的には

  •  両親死んだらどうやって生活してくつもり?
  •  俺らは、あんたの面倒見ないよ?

ということが、軸です。

はっきりいって、僕は全く面倒見る気ないですし、一切援助する気もありません。

だってそうでしょ?

僕が汗水たらして働いてるのに、どうして働きもしない義理の弟になにかしてやらないといけないんですか?

考えただけで、こっちの気がおかしくなりそうです。

ただ、面と向かってそんな話を義理の弟にしたわけではありません。(いつか機会があればしようとは思ってますが。)

たぶん本人も、やんわりとは将来に対する不安はあるんじゃないかな?と思います。

その不安を、1回きちんと話をすることによって一気に彼の頭の中で具体的にしてやるんです。

このままじゃいけないと本人に自覚してもらわないと、きっと問題は解決しません。

おわりに

引きこもり・ニートの問題って本人の問題が非常に大きなウェイトを占めますが、それを取り巻く家族の反応も大事だと思います。

義理の家族を見ててそう思います。

僕が義理の家族をみてて、自分が子育てするときに絶対に挫折とか失敗を1度は経験させたいと思いました。

そして、生きていく中で自分の思い通りになることの方が少ないんだよと教えたい。

義理の弟がこれから先どのような人生を歩むのかは知る由がありませんが、ここまで働きもせずにきたツケはどこかで払わねばなりません。

それに気付いたときはもう遅いでしょうが、僕が関知するところではありません。

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