とうとう安倍政権が制裁に乗り出しました。
気になる制裁内容は輸出を規制すること。
しかも、半導体の輸出規制です。
今回、なぜこのような事態になってしまったのか?
気になる韓国側の反応は?
僕も気になって調べてみたので、本記事でまとめてみます。
半導体輸出規制は事実上の報復措置
今回、日本政府半導体の輸出規制に踏み切りました。
その背景となるのは、韓国の最高裁が日本企業に賠償を命じた強制徴用訴訟問題。
日本側は韓国側に韓国の最高裁が、日本企業に賠償を命じたことについての対応を求めていました。
しかし、韓国側からの回答がありませんでした。
そこで経済産業省は7月1日に日韓の信頼関係が著しく損なわれたと判断。
その結果、日本が半導体輸出規制に乗り出したということです。
韓国をホワイト国から除外
また、日本政府は韓国をホワイト国から除外する考えです。
ホワイト国とは、先端技術などの輸出規制に関する外為法の優遇制度のこと。
ホワイト国から除外されることにより、輸出手続きが厳格化されることになります。
ホワイト国からの除外の対象となるものは、軍事転用されるおそれのある先端技術や電子部品など。
これにより、許可の申請や認定に90日程度を有することに。
むかし、お笑い芸人である雨上がり決死隊の宮迫さんが浮気問題で話題になりました。
その時に、オフホワイト発言をしていましたが、まさしくオフホワイト状態となっています。
輸出規制品目はフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素
今回輸出規制となったのはフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の3品目。
日本企業が世界シェアの大半を占めています。
いずれも半導体に関連する品目で、スマートフォンでおなじみのSamsungの本社がある韓国には大打撃。
半導体規制を受けた韓国政府の反応は
日本政府の半導体輸出規制の問題を受けた韓国政府の反応です。
具体的にはWTO(世界貿易機関)に提訴する考えのよう。
それに対して、日本側は国際法には違反しないとの立場を明確にしています。
半導体輸出規制をうけた韓国の世論は
韓国政府の立場は以上の通り。
では、韓国のメディアの反応はどのようのものでしょうか。
- 韓国の急所を突いた
- (韓国側の)対日外交無能。無政策のため輸出で唯一希望の半導体まで揺れる
- サムソン電子、ハイニックスは緊張状態。長期化した場合、日本も墓穴?
- 安倍の奇襲挑発。経済戦争勃発。
- 日本政府徴用工問題報復。なぜこのような事態に陥ったのか?
韓国政府の対応のまずさを指摘する一方で、日本側にも影響があるのでは?という見方を示しているようです。
半導体の輸出規制をうけた日本の世論は
日本側の世論はTwitterをみていると概ね『よくやった!』という感じ。
いままでの日本政府の対応を弱気と捉えている人も多いようです。
- 安倍さんの本気を感じる。
- よくやった!
など、賛同する声が結構多いようです。
しかし、その一方で
- 日本側にも痛手では?
- 根本的な解決にはならないのでは?
との声もでています。
今回はじめて、日本政府は経済制裁に乗り出しました。
これは本当に初めてのことで今までの日本の対応に比べると強気な態度。
これをうけて、韓国政府はどうでるのか?
今後の対応に注目です!
G20でも韓国を冷遇?
6月28日、29日に大阪で開催されたG20でも安倍総理は韓国を冷遇したと報じられています。
同じテーブルにはつかず、韓国側との対談を拒否。
また、韓国大統領とのツーショットは公式歓迎会会場入口と、迎賓館前で2度握手し挨拶を交わした程度。
長くて8秒程度だったと報じられています。
これは異例な態度と報じらており、徴用工問題での日韓の対立が浮き彫りになりました。
おわりに
いままでの日本政府の反応と比べると強気な態度で臨んでいる日本。
徴用工問題にたいする日本の本気度が韓国にも伝わっているのでは?
今後どのようになっていくのか?
両政府の動向に注目です!